震災後に離ればなれになってしまった安斎紅歩(くれあ)さんと黒沢風空(ふうあ)さん。今では年に数回しか会えないが、一緒に遊べる日に思いをはせながらお互いへのメッセージを元気に掲げた=2014年2月22日、福島県伊達郡川俣町(左、松本健吾撮影)、山形県山形市(右、鴨川一也撮影)【拡大】
≪宮城県石巻市の大川小学校 平塚なおみさん(40) 夫の真一郎さん(48)≫
大川小学校で当時6年生だった長女の小晴さんを亡くした。将来、学校の先生になることが夢だったという。「娘が果たせなかった夢を私がかなえたい」。そんな思いから中学校の英語教諭だったなおみさんは昨春から職場復帰した。行方不明の4人全員が見つかるまであきらめない気持ちは今も変わらない。(2014(平成26)年2月19日)
≪宮城県本吉郡南三陸町 渡辺健太郎さん(21)≫
2011(平成23)年5月12日の震災直後には、がれきの中にテントを張って営業する両親が経営するコンビニエンスストアを手伝い、「早くもとの生活に戻りたい」とメッセージを書いた。しかし、震災を機に進学を断念し、店を継いで店長に就任。3年経った今でも仮設店舗での営業が続くが、昨年(2013年)5月からは24時間営業再開にこぎつけた。「人手が足りずに大変な面もあるが、お客さんの感謝の声を励みに頑張っている。地域の人のために役立ちたい」。次は実店舗を建てるのが目標だ。(2014(平成26)1月27日)