3年がたち、一層たくましくなった3兄弟。屈託のない表情とは裏腹に、時には「津波は怖い。津波の話はしたくない」と漏らすこともあるという。「元気で健康なのが取りえ。とにかく、この笑顔のまま大きく育ってほしい」と幸子さんは願う。
≪宮城県本吉郡南三陸町 佐藤輝稀君夢斗君 聖也君≫
長男、輝稀(てるき)君は雪もうっすら残る寒さの中、半袖姿で外に飛び出した。夢斗(ゆめと)君は「将来は大工になって、お母さんに家を建てたい」と大きな声で宣言。末っ子の聖也君は2人の兄のあとを追いかける。(2014(平成26)年2月23日)
震災直後に町が見渡せる高台で出会った佐藤輝稀(てるき)君と夢斗(ゆめと)君。(2011(平成23)年3月19日)
≪岩手県一関市 小野寺松一さん(61)≫
震災から3年。現在は岩手県一関市で生活する小野寺松一さんは、昼は森林組合の製材所で働き、夜は高校の非常勤講師を務める。今年中に気仙沼に家を建てて帰ってくる予定という。(2014(平成26)年2月24日)
小野寺松一さんは、崩壊した自宅前で「書物が消えた」と切実な叫びを上げた。(2011(平成23)年3月20日)(EX編集部/撮影:早坂洋祐、松本健吾、大山文兄、矢島康弘、植村光貴/SANKEI EXPRESS)