東日本大震災の余震の推移(2011年3月~2014年1月)、※Mはマグニチュード。気象庁の資料を基に作成【拡大】
東大地震研の古村(ふるむら)孝志教授(50)は自戒を込めて、こう語った。(黒田悠希/SANKEI EXPRESS)
≪余震1万601回 なお警戒が必要≫
東日本大震災の余震は3月10日午後5時現在で震度1以上が1万601回に達した。次第に減少しているが、最近は減り方が緩やかになっている。巨大地震の影響は長く続くとみられ、今後も大きな余震への警戒が必要だ。気象庁によると、M5以上の余震はこの1年間で56回で、震源域周辺の地震活動は震災前の約3倍と依然活発だ。M7以上が起きる可能性は低下しているが、まれに大きな余震が発生する場合があり、最大M8級の可能性もゼロではない。震度5弱以上の揺れや津波に警戒する必要がある。
余震は沖合より沿岸部で比較的活発だが、この2年間で2回のM7級はいずれも沖合で発生し、津波が起きた。気象庁の青木元地震情報企画官は「活発な余震は、少なくともあと数年は続くだろう」と話している。(SANKEI EXPRESS)