「ラブロフ外相とは日露首脳会談があったソチで会いました。再びお会いできて、大変いい機会を与えていただき、うれしく思います。今外相からも発言がありましたが、1月に安全保障局長に就任しました。この安全保障局長は、外交・防衛の司令塔たる職です。
今回の訪問の主たる目的は、パトルシェフ書記とのコミュニケーション・チャンネルを築くことです。いかなることがあっても日露間ではしっかりとした対話、意見交換を持ち続けることが重要です。ラブロフ外相とも今回に限らず、今後意見交換する場を持ちたいと考えています。
安倍総理からもぜひ、ロシア政府の要人と議論するよう指示を受けています。安倍総理はプーチン大統領との個人的信頼関係を大変重視しており、その関係に基づいて日露関係をますます発展させたい固い決意を持っています」
16日のクリミア自治共和国の住民投票では、ロシアへの併合が承認されることが確実視されている。この結果を受けて、ロシアがクリミアを併合し、自国領土を拡大すれば、国際社会は極度の緊張が高まる。裏返して言うと、ロシアが、クリミアを併合しなければ、危機を突破する道が見つかる。危機解決に向けてた谷内氏の尽力に敬意を表する。(作家、元外務省主任分析官 佐藤優(まさる)/SANKEI EXPRESS)