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ジャワの更紗に美の至芸を堪能する 石田加奈と田中優子の布への思いを読む 松岡正剛 (4/5ページ)

2014.4.7 18:35

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

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 【KEY BOOK】「布と人間」(アネット・ワイナー&ジェーン・シュナイダー著、佐野敏行訳/ドメス出版、7560円、在庫なし)

 布と文明、布と社会、布と人間、布と女性のかかわりを多面的に検討した定番の「布文化」研究書。編者は2人とも女性の文化人類学者。ジャワやバリの布(バティック)にも目が注がれている。「裸のサル」であった人間が布を身に纏ったのは、気候の寒暖から生活を守るためではなかった。色や文様のついた布は装飾であり、呪力であり、権威であり、美しさをあらわした。布は文化力なのである。

 【KEY BOOK】「布のちから」(田中優子著/朝日新聞出版、2052円)

 歴史の中の布を辿り、アジアと日本の布の現場を訪れつづけた田中優子の待望の「布の本」だ。「江戸から現在へ」というサブタイトルがついているが、そのあいだに各地の職人の手技との出会いが綴られる。一行ずつに「布の愛」がこめられている。田中さんは「着物で講演をするセンセー」としても知られている。よく似合う。『きもの草子』(ちくま文庫)という著書もある。これらを通して、われらが「粋」とは何かを存分に感じてほしい。

天平以来の446色の日本伝統色をすべて再現

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