ウクライナ・ドネツク州、ルガンスク州。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。【拡大】
親露派は12日午後にも大勢が判明するとしている。
≪憲法違反 国家分断の混乱に拍車≫
ウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州で行われた5月11日の「住民投票」。州都ドネツク市内で投票所とされた学校には、午前8時の投票開始から市民が次々と足を運んだ。
「この日を待っていた」
「この日を待っていた」と話したのは女性医師のアベリナさん(56)だ。「2月の政変で首都キエフにできたのは非合法のファシズム政権であり、今や(東部で)自国民に銃を向けている。現政権のウクライナにとどまることはできない」と力説した。
「国家としての自立」に賛成票を投じた男性技師のアレクセイさん(32)は「いかなる権力も地域の事情を考慮し、妥協点を求めて対話すべきだ。東部・南部にとっては欧州連合(EU)でなく、ロシアの経済ブロックに入ることに利益がある」と述べた。