ウクライナ・ドネツク州、ルガンスク州。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。【拡大】
独立に反対する人々は、そもそも投票に参加しなかったとの見方が強い。投票所の前を素通りした男性技師、アプフチンさん(35)は「この住民投票を私は認めない。キエフの暫定政権は議会で多数派の支持を得ており、非合法ではない」と指摘。「私の母語はロシア語だが、祖国は独立ウクライナだ。投票後に危機と戦争がくることを恐れている」と話した。(ドネツク 遠藤良介/SANKEI EXPRESS)
■ウクライナ東部 歴史的にロシアに支配された期間が長く、文化的にも経済的にもロシアとの結び付きが強い。ウクライナ全土の人口約4500万人のうち、ロシアと国境を接するルガンスク州は約225万人、ドネツク州は約430万人で、ロシア系住民が4割近くを占めるとされる。両州では親ロシア派勢力が州庁舎を占拠し、それぞれ「人民共和国」の樹立を宣言。親露派武装集団と実権奪還を目指す政権部隊との間で戦闘が続いている。