2品目は、美しい白い器に映える琥珀色のコンソメスープを。何げないけれど、実はファンが多いのがこのコンソメで、もちろん記者もその一人である。エビのソテーと自家製ベーコンが添えられて、異なる「うまみ」を堪能できる。
ジャンルは問わず
さて、次に続く魚介料理のあれこれだが、これぞ、「よねむら」らしさが満載である。
涼しげなガラスの器に入った「魚介のサラダ」は、新鮮なタコとタイに濃い緑色のソースがかかった美しい一品。聞くと、なんとワサビの葉のソースだそうだ。さて、これを和ととるか、洋ととるか…。
見た目も楽しい「ハマグリ」は、向かって左がグラタン仕立て、右がおろしポン酢に木の芽を添えて。トロ~リとサッパリ、異なるアレンジで味わう貝の味わいはまた格別だ。「和洋の区別なんてどうでもいいや」と、このあたりですでに考えるのをやめてしまうのである。
実はあの「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良」の2013年版では、「イノベーティブ」ジャンルで一つ星を獲得した。訳すと「革新的」となるが、確かになるほどと思う。