よねむらのメニューは、ランチもディナーもおまかせのみ。手が込んでいるのにあまりそれを感じさせず、おおげさに主張するわけでもない。どかんと「これがメーンです!」と主張することもなく、全体が、あえて言うなら“川の流れのような”コース料理なのである。
独立して約20年、祗園さんの近くで約13年。東京では銀座店のほか、今年2月には、口コミで人気が高かったクッキーの専門店を日本橋にオープンした。年内には香港進出も控えているという。
和洋にとらわれない、よねむら流のうまいもの。「また来よう」と思わせる店である。(文:山上直子/撮影:恵守乾(えもり・かん)/SANKEI EXPRESS)
■レストラン よねむら 祇園本店 京都市東山区八坂鳥居前下ル清井町481の1、(電)075・533・6699。オーナーシェフ・米村昌泰さんの個性と、和洋のカテゴリーにこだわらない独創性で話題の店。おまかせのみで、ランチは6800円と1万2000円、ディナー1万5000円。正午~午後1時、午後5時30分~9時(いずれもラストオーダー)。「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2013」一つ星。