旬の初がつおですが、今年は漁獲量が少なく、値段も上がっているとのこと。原因の一つは、海水温が例年より低いため、かつおの北上が遅れているのではないかということです。水温が上がって、かつおが北上してくれるのを待ちたいところです。
初がつおと秋の戻りがつおの栄養的な違いは、脂質の量です。100グラム中(たたき5切れ分くらい)が戻りがつおは6.2グラムのところ、初がつおは0.5グラム。その分、エネルギーも戻りがつおは165kcalですが、初がつおは114kcalと低エネルギーです。いずれも良質タンパク源であり、鉄やビタミンB1やB2が期待できます。また、肝機能を助ける働きのあるタウリンも血合いに多く含まれます。
鉄はレバーに豊富に含まれますが、好き嫌いもありますし、コレステロールが多いので、それだけを頼るわけにはいきません。そこでおすすめなのが、かつおやマグロ、また牛や鴨、羊肉など身が赤い魚や肉。これらの食品にはレバーにはかないませんが鉄が含まれます。貧血が気になる人や、アスリート、成長期でスポーツをしている子供、妊娠中や授乳中の人は鉄をしっかりとらなければならないので、赤身の魚や肉を鉄の摂取源としてとりいれましょう。