十勝ハーブ牛を使った「ステーキフリット」(サーロイン100グラム1800円、ランプ100グラム1500円。注文は250グラムより)は、たっぷりのサラダとフライドポテトが添えられている。味付けは塩、コショウのみとシンプルで噛めば噛むほど肉本来の味わいが楽しめる【拡大】
【京都うまいものめぐり】
京の台所、錦市場にほど近く、四条通から少し入ったところにあるレストランバル「シトロン・ブレ」。小さな間口に大きな窓のある真っ白い外観とは裏腹に、ウナギの寝床と呼ばれる京都独特の建築を生かした店内は、一歩足を踏み入れると存外に広い。お肉にこだわるレストランということもあり、店の奥から肉を焼く香ばしい匂いが漂ってくる。
最初は油で揚げる
「昨年11月から、ステーキをメーンに、ワインなども国産にこだわる店として生まれ変わりました」と店長の矢野伴比古さん。牛肉は国産でも、いわゆる霜降りではなく、存在感のある赤身に力を入れている。この日は青森の短角牛と北海道の十勝ハーブ牛で、その魅力を引き出すという。
焼いていただいたのは、十勝ハーブ牛のランプ部分。脂肪が少ないお尻の部位で、1カ月から40日間、じっくりと熟成させたものだとか。300グラムという大きさの、しっとりとした赤身は目にも鮮やか。