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ウクライナ「民族主義台頭」はロシアの欺瞞 (2/4ページ)

2014.5.28 10:55

ウクライナ大統領選に立候補した、民族主義政党「自由」のオレグ・チャグニボク党首(提供写真)

ウクライナ大統領選に立候補した、民族主義政党「自由」のオレグ・チャグニボク党首(提供写真)【拡大】

  • ウクライナ大統領選に立候補した、民族主義勢力「右派セクター」のドミトロ・ヤロシュ代表(提供写真)
  • ウクライナ大統領選_主な候補の得票率(開票率_約60%)=2014年5月26日現在
  • ウクライナ・首都キエフ、ドネツク州ドネツク。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。

 東西住民で隔たる認識

 ウクライナでは昨年(2013年)11月、親露派のビクトル・ヤヌコビッチ前大統領(63)が欧州連合(EU)との連合協定締結を棚上げし、これに抗議する大規模デモが、親欧米的な首都キエフや西部各地で起きた。長期化したこのデモは最終的に治安部隊との衝突で100人以上が死亡する流血に発展し、ヤヌコビッチ氏はロシアに逃亡した。

 これを受け、ロシアは「ウクライナにファシスト政権が発足した」との壮大なプロパガンダ(政治宣伝)を展開し、「ロシア系住民の保護」を掲げてウクライナ南部クリミア半島を併合した。クリミアやロシア語使用者の多い東部では実際、多くの住民が政変後の暫定政権を「ファシスト」と称し、「右派セクターの攻撃が迫っている」と信じ込んでいた。

 昨年(2013年)11月からのデモが民族主義勢力に押されて過激化したことや、政変後の暫定政権が一時、ロシア語の公的使用を制限しようとする動きを見せたことは事実だ。だが、キエフや西部の住民が「民主革命」と考えた政変を、「民族主義者のクーデター」と見なすクリミアや東部住民の認識はあまりに現実離れしていた感がある。

実体ない「ロシア語迫害」

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