自然というものは、閉ざされたものではなく、都市にむかっても広がりを持つことをクラインガルテンが証明してくれました。気軽に行き来できるようになれば、農村の人口ももっと増えるでしょう。そうなれば、保育所やクリニックもできたりと、子供を育てやすい環境にもなる。この国のあり方を変える有力なきっかけになるのではと思います。
「田舎で農業」というのはノスタルジーとともに語られがちだけれど、実は未来への扉なのではないでしょうか。(作家 天童荒太(てんどう・あらた) 談/撮影:フォトグラファー 緑川真実(まなみ)/SANKEI EXPRESS)