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広島土砂災害1カ月 犠牲者74人を追悼 「怖かったよね」友、家族に語りかけ (2/3ページ)

2014.9.21 10:10

遺品などの捜索作業前に黙祷をする警察官ら=2014年9月20日、広島県広島市安佐南区八木(松永渉平撮影)

遺品などの捜索作業前に黙祷をする警察官ら=2014年9月20日、広島県広島市安佐南区八木(松永渉平撮影)【拡大】

  • 亡くなった近所の人に花を手向け、手を合わせる家族=2014年9月20日、広島県広島市安佐南区八木(松永渉平撮影)
  • 亡くなった冨永美奈子さんに黄色い花を手向け、手を合わせて冥福を祈る高校時代の同級生ら3人=2014年9月20日、広島県広島市安佐南区八木(松永渉平撮影)
  • 広島土砂災害の死者=2014年9月20日現在、※数字は市災害対策本部が確認した死亡者数

 ≪「怖かったよね」友、家族に語りかけ≫

 笑顔に似合う花手向け

 広島市の土砂災害の現場では20日、家族や友人らが花を手向け、犠牲となった故人をしのんだ。ボランティアセンターには長い列ができ、「力になりたい」と、土砂やがれきの撤去に多くの人が協力した。

 最大の被害が出た安佐南区(あさみなみく)八木3丁目。会社員の池内麻衣さん(31)は、ひまわりの花束を持って現場を訪れた。高校の同級生だった冨永美奈子さん(31)の笑顔にこの黄色い花がぴったりだと思ったからだ。

 土石流は美奈子さんを含め一家4人の命を奪い去った。その自宅付近にはまだ大量のがれきが残っている。「怖かったよね。苦しかったよね」。池内さんはそう語りかけた。「でも家族が一緒。寂しい思いはしていないよね」

 思い出さない日はない

 八木4丁目で犠牲になった伊呂波(いろは)雅子さん(52)宅付近。うずたかく積み上がったがれきの横で母親の辰見美代子さん(76)が座り込んでいた。

 彼岸でもあり、島根の実家から線香をあげにきた。「娘はよく農作業を手伝ってくれた。ああしてくれた、こうしてくれたと思い出さない日はない」

早朝からボランティア

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