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【拉致再調査】北委員長との会談調整 政府、月内にも訪朝正式決定 (4/4ページ)

2014.10.15 09:15

日朝外務省局長級協議に臨む北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使(左から2人目)と外務省の伊原純一アジア大洋州局長(右端)。北朝鮮側はこの会合で、日本側の平壌訪問を提案した=2014年9月29日、中国・遼寧省瀋陽市(共同)

日朝外務省局長級協議に臨む北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使(左から2人目)と外務省の伊原純一アジア大洋州局長(右端)。北朝鮮側はこの会合で、日本側の平壌訪問を提案した=2014年9月29日、中国・遼寧省瀋陽市(共同)【拡大】

  • 2002年10月15日、帰国した北朝鮮による拉致被害者たち=東京都大田区・羽田空港(大井田裕撮影)
  • 政府が認定する安否不明の拉致被害者(「死亡」「未入国」は北朝鮮の発表・回答)。※拉致被害者の項目は、氏名、当時の年齢、北朝鮮発表の順
  • 政府の説明を聞くの飯塚繁雄代表(右)、横田早紀江さん(右から3人目)ら拉致被害者家族会のメンバー=2014年9月19日午後、東京都千代田区の内閣府(三尾郁恵撮影)
  • 拉致被害者、増元(ますもと)るみ子さん=拉致当時(24)=の弟で、家族会事務局長の照明さん=2014年5月30日、東京都千代田区(財満朝則撮影)
  • 中国・遼寧省瀋陽市
  • 北朝鮮・首都平壌市

 事態進展にやむなし

 「報告があるなら行くけれど、説明だけなら…」。市川修一さん(59)=拉致当時(23)=の兄、健一さん(69)はそう考え、今月1日の説明会への参加を見合わせた。この日の説明会では、北朝鮮側の訪朝要請に家族から慎重な声が相次いだ。

 一方、松木薫さん(61)=拉致当時(26)=の姉、斉藤文代さん(69)は「今回を逃せば、また何年も待たなければいけない」と懸念する。今年1月に母のスナヨさんが亡くなり、9月には自身に脳動脈瘤(りゅう)が見つかった。「何年か後に解決しても家族が誰もいなければ意味がない」。斉藤さんは、事態の進展には訪朝もやむを得ないと感じている。

 10年ぶりに始まった再調査を解決に結びつけたいとの思いは、どの家族にも共通している。田口八重子さん(59)=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(76)は「家族は安倍総理を信頼している。訪朝は総理の判断だ」と指摘。そのうえで「北朝鮮のペースに巻き込まれているように見える。訪朝するのであれば北朝鮮が拉致問題を最優先に扱うよう、戦略を練って臨んでほしい」と話した。(SANKEI EXPRESS

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