11月5日、自民党本部で開かれた「アベノミクスを成功させる会」の第3回会合。会場内は空席が目立った=2014年、東京都千代田区永田町(寺河内美奈撮影)【拡大】
再び連携を模索
透けてみえる財務省と党税調の二人三脚の光景-。押され気味の山本氏の強い味方は公明党の上田勇衆院議員(56)だ。
「成功させる会」は初会合で、約1年半の増税先送りを訴える、安倍首相の経済政策ブレーン、本田悦朗内閣官房参与(59)を講師に招いた。その翌日の10月23日、党経済再生調査会の会長を務める上田氏は山本氏のもとを訪れた。
上田氏「私も本田先生を招いて勉強会を開こうと思ってるんです」
山本氏「大いにやってください」
公明党内も山口那津男(なつお)代表(62)を中心に増税派が幅をきかせる中、上田氏は10月31日、党の調査会に本田氏を招いた。
だが、そこに集まったのは約10人。上田氏は11月4日も調査会を開き、別の先送り論者を講師に招いたが、集まったのはまたしても10人前後だった。