産経新聞のインタビューに答える安倍晋三(しんぞう)首相=2014年11月19日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)【拡大】
中国船によるサンゴ密漁問題についても首相は「海上保安庁に厳正に対応するよう指示している。日中首脳会談でサンゴ船の問題も取り上げられたが、私は習近平国家主席に前向きな対応を求めている」と語った。
日韓関係については「関係を改善させていきたい。戦略的利益を共有する2国間関係を発展させていくことは、わが国の国益でもある」と説明。「前提条件をつけずに、課題があるからこそ両国の首脳が胸襟を開いて会談することは重要だ。先般、たまたま夕食会で(朴槿恵(パク・クネ)大統領と)席が隣になり、その機会を活用して率直な話し合いをすることができた」と述べた。
靖国神社参拝に関しては「国のためにかけがえのない命をかけて戦った英霊に対し手を合わせ、冥福を祈るのは国のリーダーとしての当然の務めで、各国のリーダーに共通する」と強調。その上で、「靖国に参拝するかどうかということを外交問題にしてはならない。今、私が行くとか行かないとか言うつもりはない」と語った。