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【世界自転車レース紀行】(21)日本 おもてなしでトップ選手に大人気  (4/4ページ)

2014.11.26 18:45

晴天に恵まれた今年のジャパンカップ。大勢の観客に見守られてアジア最高峰の戦いが幕開けした=2014年10月19日、栃木県宇都宮市(田中苑子さん撮影)

晴天に恵まれた今年のジャパンカップ。大勢の観客に見守られてアジア最高峰の戦いが幕開けした=2014年10月19日、栃木県宇都宮市(田中苑子さん撮影)【拡大】

  • 曲がりくねった厳しい登坂区間が続く古賀志林道。観戦には絶好の場所で、たくさんのファンが朝から詰めかける=2014年10月19日、栃木県宇都宮市(田中苑子さん撮影)
  • 山本元喜(ビーニファンティーニ・NIPPO)と阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)の日本人2選手が序盤から先行する=2014年10月19日、栃木県宇都宮市(田中苑子さん撮影)
  • お気に入りのチームウエアに身を包んで応援するファン。かわいらしい女性ファンの多さも外国チームから支持される秘訣だ=2014年10月19日、栃木県宇都宮市(田中苑子さん撮影)
  • 大会前日に宇都宮の市街地を舞台に開催される「ジャパンカップクリテリウム」。街を行き交う大勢の人たちが足を止めて、選手たちの迫力ある走りに見入る=2014年10月19日、栃木県宇都宮市(田中苑子さん撮影)
  • ジャパンカップに初参戦したアメリカ籍のチームノボノルディスク。全選手が1型糖尿病を患っており、病気を抱えながらも夢をもつことの大切さなどを日本のファンに伝えた=2014年10月19日、栃木県宇都宮市(田中苑子さん撮影)
  • 栃木県宇都宮市
  • フリーランスカメラマン、田中苑子(そのこ)さん。1981年、千葉県生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年からフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中=2011年1月30日(本人提供)

 かつてはシーズン最後のレースのため、バカンス気分で参戦する外国人選手が多くいたというが、現在のジャパンカップにそのような雰囲気は一切なく、すべての選手が真剣に戦う場所となり、ジャパンカップで優勝した選手は大成するというジンクスも生まれた。これまで日本人選手による優勝は1997年の阿部良之だけだが、レースのレベルが上がった今だからこそ、日本人選手の活躍も期待したい。(写真・文:フリーランスカメラマン 田中苑子(そのこ)/SANKEI EXPRESS

 ■たなか・そのこ 1981年、千葉生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年よりフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中。

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