一方、群馬5区から立候補した共産新人の糸井洋氏(46)と社民新人の小林人志氏(63)は小渕氏の「政治とカネ」問題を追及している。
【群馬5区(3人)】
糸井 洋 46 党地区委員長 共 新
小渕 優子 41☆前経済産業相 自(額)前(公)
小林 人志 63☆党県代表 社 新
(届け出順、☆は比例と重複)
≪渡辺喜美氏 厳しい表情で支持訴え≫
かつて代表を務めていたみんなの党が解党し、無所属で立候補した前職の渡辺喜美(よしみ)氏(62)=栃木3区=は2日午前10時、栃木県那須塩原市の事務所前で出陣式を行った。渡辺氏は「党は消えても喜美は消えず、私の信念は微動だにしない。まだ道半ば。私に改革をやらせてほしい」と厳しい表情で支持を訴えた。
渡辺氏は2009年1月に自民党を離党し、みんなの党を結成。だが、化粧品販売会社ディーエイチシー(DHC)会長からの8億円借り入れ問題で今年4月に代表を辞任。新党結成へ動いたが、政党要件となる衆参議員5人が集まらず断念した。