海江田氏は3日、東京都調布市内で記者団に「自民党は野党第一党の党首を追い込む考えのようだが」と問われると、あくまで平静を装った。
「相手が何してこようと意に介しません」(沢田大典/SANKEI EXPRESS)
≪女性、新人候補とも減少≫
14日投開票の衆院選の候補者を分析すると、主要8政党の候補者計1093人のうち女性候補者は169人となり、2012年の前回衆院選から56人減少した。候補者総数(1191人)に占める割合は14.2%で、前回14.9%とほぼ同じだった。
女性候補の割合が最も高いのは共産党で315人中79人の25.1%。20年に指導的地位に占める女性の割合を3割にするとの目標を政権公約(マニフェスト)に明記した自民党は、352人中42人の11.9%で1割台にとどまった。他党は民主党14.6%、維新の党10.7%-など。
新人は525人で、前回衆院選と比べて428人減少、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降、最も少なかった。突然の解散で各党とも選挙の準備不足は否めず、候補者の擁立が難航したためとみられる。全候補者に占める割合も44.1%にとどまり、前回から19.3ポイント下がった。