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多忙のなかでも心穏やかに 鈴木日宣 (2/5ページ)

2014.12.9 16:10

日蓮宗系の尼僧、鈴木日宣(すずき・にっせん)さん=2014年、千葉県内

日蓮宗系の尼僧、鈴木日宣(すずき・にっせん)さん=2014年、千葉県内【拡大】

 人は多忙になると些細(ささい)なことでイライラとしてしまうことが多いものです。普段はあまり気にも留めないようなことでも他人の言動についカチンとしてしまう。サークルや仕事場において、忙しいからこそみんなで力を合わせなければならない時期に限ってイライラとしては人間関係がぎくしゃくとしてしまう。人間関係は家庭でも学校でも会社でも、なにより大切なもの。人間同士の歯車がかみ合わないとすべてがうまくいかなくなります。

 聖徳太子の作られた十七条憲法の「和を以て貴しとなす」の言葉はあまりにも有名ですね。第一条には「人と人の和をなによりも大切にし、いさかいを起こさないことを根本としなさい。人は集まり仲間をつくる、そこに集まるのは決して人格者ばかりではない。君主や父親の言うことに従わなかったり、近所付き合いがうまくいかない者もあろう。しかし上司は心穏やかに、部下は親睦の心をもって論議するならばおのずからものごとは道理にかない、どんなことも成し得るものである」ということが述べられています。また第十条には「人の言動に対して怒りの心を持ってはならない。自分は必ず聖人ではないし、相手は必ず愚人ではない。お互い凡夫なのだ」との言葉もあります。

互いに凡夫である

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