ただ、ホテル側は公式ツイッターなどで、授乳は「容認」するが、女性側にも「他の客への配慮」が求められるとしてバーンさんへの注意は正当だったとする主張を変えていない。今回の騒動を報じる各メディア(電子版)のコメント欄にも「次はテーブルでおむつを替える気か」などと、女性側の権利乱用を諫(いさ)める声が一定数あるのは確かだ。
政治家も相次ぎ参戦
そうした中、この論争に参戦したのが反欧州連合(EU)を掲げる右派政党、英国独立党のナイジェル・ファレージ党首(50)だ。授乳の場所に関する規則は個々の施設などが決めるべきで「古い世代の人々は(授乳場面に)気まずさや戸惑いを感じる」と指摘し、女性に「隅に座る」よう求める場合があってもよいと訴えた。
これに対し、保守党党首のデービッド・キャメロン首相(48)は広報を通じ「授乳は完全なる自然な行為であり、いかなる女性も公共での授乳時に不快な思いをすることは全く許容できない」とする声明を発表。平等法を念頭に今回のケースは法律違反であるとの見解を示唆(しさ)し、バーンさんらの主張を支持する姿勢を明確にしている。(SANKEI EXPRESS)