重久さんは家業を継ぐ前、東京で人材派遣の仕事に就いていました。その頃のたくさんの業種、人との出会いが、伝統に新しい未来を拓(ひら)くヒントをもたらしてくれるといいます。
江戸時代の財政再建策から始まった「ものづくり」が、その地の豊かな自然と人の手によって育まれ、地域を支える産業として今に続くように、これからも異なる着眼から「ものづくり」の新たな伝統が生まれていくのかもしれません。(SANKEI EXPRESS)
■重久雅志(しげひさ・まさし)さん 1982年12月30日生まれ。有限会社重久盛一酢醸造場常務取締役。医療費の膨張が社会的問題になっている中で、「美容と健康に良い世界一の品質のお酢を創る」ということをモットーに日々お酢造りに励んでおります。美容成分を含む黒酢だけでなく、農家の方々とタッグを組み、かめ壷を生かした果実酢や野菜酢にも力を入れています。お酢を通じて活力ある生活を送っていただけるように今後もお酢の商品をご提供していきたいと考えております。