閣僚と有識者による「まち・ひと・しごと創生会議」であいさつする安倍晋三(しんぞう)首相(右)。政府の経済対策もまとまり、いよいよ「刺激から目配り」へ、アベノミクスの第2章が始る=2014年12月26日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)【拡大】
地方活性化では都市部への人口流出を食い止めるため、出身地での再就職や都市部から地方に移住する「UIJターン」の促進や、地域企業が有能な人材を全国から広く集める事業を支援する。企業のロボット導入の実証事業も盛り込み、企業の生産性向上を後押しする。
公共事業は広島市での豪雨による土砂災害など、今夏の大規模自然災害からの復旧事業が中心となる。9月に発生した御嶽山(おんたけさん)噴火災害を受け、火山観測体制も強化する。
≪「痛みをケア」 アベノミクス第2章≫
政府の経済対策が26日、取りまとまり安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の“第2章”がいよいよ始動する。対策から浮かび上がるキーワードは「刺激からケアへの転換」。足腰の弱い地方や中小企業向け対策を重視。金融政策によるカンフル効果が前面に出た“第1章”とは一線を画す目配り戦略で、デフレ脱却への道筋を照らす。