長期政権を視野に、着々と先手を打つ首相だが、もう一つのカギが衆院当選2回以下の大量の若手議員の支持を得ることだ。2年前の衆院選以降に初当選した議員は総裁選の激しい攻防を経験しておらず、若手の動向が総裁選の行方を左右することも考えられる。
ベテラン秘書は「首相は今回の選挙戦で、目をかけている若手の応援に特に力を入れていた。党全体の議席の増減よりも、“安倍シンパ”が何人当選したかの方に関心を持っている」と指摘する。
「来年が皆さまに取って素晴らしい一年となりますことを祈念しております」
24日の会見の冒頭発言をこう締めくくった首相。政界は「一寸先は闇」ともいわれるが、来年は首相にとっても素晴らしい一年となるのだろうか。(桑原雄尚/SANKEI EXPRESS)