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現代はとにかく難しい 町田康 (1/4ページ)

2014.12.29 13:20

(町田康さん撮影)

(町田康さん撮影)【拡大】

  • 「現代罪悪集」(藤田治著/河出書房新社、1500円+税、提供写真)
  • 「なんでもない所をどう表現するかに、作家の蓄積した技術が試されると思う」と話す、作家の町田康さん=7月26日、東京都港区(瀧誠四郎撮影)

 【本の話をしよう】

 私は読み狂人。朝から晩まで読んで読んで読みまくった挙げ句、読みに狂いて黄泉の兇刃に倒れたる者。そんな読み狂人は現代社会に生きているが、現代というものは難しいものだなあ、と思う。

 当事者ゆえに把握できない

 というのは例えば音楽。普通に音楽と言えば、みんなで楽しく、小皿叩いてちゃんちきおけさ、カラオケで歌ったり、或いはロックコンサートで会場がひとつになったり、と楽しい印象しかないが、これに現代という言葉がついて、現代音楽、となると途端に小難しくなって、みんなで楽しく、ではなく、一人で苦しく、聴く感じになる。

 それは現代アートでもそうだし、現代詩でもそう、なんでも現代とつくと途端に難しくなるのである。

 なぜそうなるかと言うと、現代を生きる人間が歴史を把握するように現代を把握できないからである。

人情中心だとわかりやすい

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