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現代はとにかく難しい 町田康 (2/4ページ)

2014.12.29 13:20

(町田康さん撮影)

(町田康さん撮影)【拡大】

  • 「現代罪悪集」(藤田治著/河出書房新社、1500円+税、提供写真)
  • 「なんでもない所をどう表現するかに、作家の蓄積した技術が試されると思う」と話す、作家の町田康さん=7月26日、東京都港区(瀧誠四郎撮影)

 なぜ把握できないかというと、自分も当事者だからで、それが何十年も前のことであれば、あれがああなったのは、これがこうなったからで、一方、その頃、それがそうなったから、あれがそうなって、これがああなったため、それがこうなって、あれとそれがこうなった。という風に事態の推移を大雑把につかむことができるのだけれども、いま同時に起きていることは、いろんなレベルで難しいため、現代は難しく、だから頭に現代とつくと途端に難しくなるのである。

 人情中心だとわかりやすい

 なので現代文学というのも難しい、ということに当然なり、それはまあ、実際そうなのだけれども、意外に難しくない場合もあるというか、え? こんなスポスポしちゃってていいの? いいのかよ、こんなにキポキポしちまって。お母さんはオッケーと言っているのですか? ママOK? みたいなものすらその中に含まれているというのは、ひとつには文学、ことに小説が良きにつけ悪しきにつけ人情を描くものだからであると思われる。

どこにでもある現代の人情

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