衆院選の敗北から一夜明けた2012年12月17日、首相官邸で記者団の質問に答える藤村修官房長官。藤村氏自身も落選し、選挙の結果、民主党は政権を転落した=東京都千代田区(酒巻俊介撮影)【拡大】
議論なかった日本の方向性
藤村氏が下した結論は「何で(民主党に)集まったのかというと、『政権交代』の一言です。(中略)目指す日本社会の方向性についてしっかりと議論していなかったということです」。
ちなみに、衆院選の比例の得票は、民主党が978万票で、維新は約838万票。両党の得票を合わせると1816万票になる。これに対し、自民党は1766万票だった。自民党も実のところは「安泰」とはいえなかったのだ。
自民党幹部が「浮かれている場合じゃない」というのは至極当然のことだろう。(坂井広志/SANKEI EXPRESS)