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【野口裕之の軍事情勢】仏情報機関vs.テロリストの死闘  (2/6ページ)

2015.1.19 06:00

1月14日、原子力空母シャルル・ドゴールの艦上を歩くフランスのフランソワ・オランド大統領(左から3人目)。マニュエル・バルス首相の「テロとの戦争」宣言を受け、艦上演説で仏軍削減計画の見直しを表明した=2015年(ロイター)

1月14日、原子力空母シャルル・ドゴールの艦上を歩くフランスのフランソワ・オランド大統領(左から3人目)。マニュエル・バルス首相の「テロとの戦争」宣言を受け、艦上演説で仏軍削減計画の見直しを表明した=2015年(ロイター)【拡大】

  • 【仏紙銃撃テロ】週刊紙銃撃事件の容疑者の足取り=2015年1月7~1月9日、フランス

 「死が大好き」な姿勢

 今回の事件では、立て籠もった犯人2人が「死など恐れない」姿勢を、説得した国家警察特別介入部隊(RAID)の交渉人に告げた。アルジェリア系フランス人モハメド・メラも2012年、平然と口にした。

 「僕は死が怖くない。死は大好きなんだ」

 メラは仏軍将兵3人、ユダヤ系学校教師と逃げる児童3人の頭部に至近距離で発砲し惨殺。32時間立て籠もった末、射殺された。23歳のメラがRAID交渉人に漏らしたのが、前掲の言葉だった。児童の一人は髪の毛をつかんで引き寄せられ、頭を撃ち抜かれたが、メラは首に付けたカメラで自らの蛮行を撮影した。仏大統領は「怪物」と精いっぱいの非難を浴びせたが、メラの言葉に今一人の「怪物」を思い出したであろうか。

 9・11の首魁ウサマ・ビンラーディン(1957~2011年)。1997年、米テレビの取材にこう答えた。

 「われわれはアラーの大義のために死ぬのが大好き。あなた方が生を好むようなものだ」

9・11を察知した実力

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