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戦後70年目 日中の歴史問題なお火種 (2/5ページ)

2015.1.30 10:00

2014年12月13日、南京大虐殺記念館で開かれた追悼式典に出席し、モニュメントの除幕を行う習近平国家主席(左)。背後の壁には「遭難者30万人」と記されている=中国・江蘇省南京市(共同)

2014年12月13日、南京大虐殺記念館で開かれた追悼式典に出席し、モニュメントの除幕を行う習近平国家主席(左)。背後の壁には「遭難者30万人」と記されている=中国・江蘇省南京市(共同)【拡大】

  • 日中間の歴史問題に関わる2015年の主な日程

 5のつく年は暗雲の1年

 中国の歴史学者は、「中国への外国勢の侵略は英国とのアヘン戦争(1840~42年)に起点があるが、日清戦争(1894~95年)の後は、中国が“雪辱”を果たすべき相手はもっぱら日本になった」と話している。

 1912年1月1日に成立した「中華民国」時代の袁世凱政権が対華21カ条要求を受諾した5月9日は、現在も中国で「国恥記念日」とされている。37年7月7日の夜、北京郊外で起きた発砲事件から日中の衝突が広がった「盧溝橋事件」はその後、45年まで8年続いた日中戦争の発端で、中国では「七七事件」とも呼ばれている。

 盧溝橋にある「中国人民抗日戦争記念館」では昨年9月3日に、習近平国家主席(61)や李克強首相(59)ら共産党最高指導部である政治局常務委員7人全員が出席して、「抗日戦争と反ファシズム戦争勝利69年」の記念式典が開かれた。70年となる今年はこの日に、大規模な軍事パレードと閲兵式が行われる見通しだ。

大規模な軍事パレードも

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