「恨みにきちんと向き合うことが恨みを晴らすことにつながる、という提案です。誰かに恨みを持ったとき、相手をなんとかしたいと思い込むと相手基準で動いてしまう。それではいつまでたっても相手に振り回されて、本質的な意味での解決には至りません。自分の側に引き寄せて、『こういうことが不快だったから、それを防ぐためには自分がこうすればいい』と考えた方が、効率的です。相手を痛めつける方法ばかりに注力してしまうのは、ハイリスクローリターン。人生数十年しかないのだから、時間と労力がもったいないです」
私は巫女なのかも
インターネットのスラングやコミック、芸能ゴシップなど、身近な題材を例に取りながら、脳科学と心理学の両面から交互に論じる。
「澤田先生と、『できるだけ新鮮にしたいね!』と話し合い、こういう構成にしました。澤田先生のパートを拝読しながら、『心理学ではこう見るんだ』と、私自身も新鮮な気持ちになれました」
端的な解説で、今やメディアで引っ張りだこだ。