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【田中大貴アナの「すぽると!」こぼれ話】「変わらずに居続ける」巨人・高橋由伸選手 (1/5ページ)

2015.2.23 14:30

巨人の宮崎キャンプを訪れた松井秀喜氏(左)と談笑する高橋由伸(よしのぶ)兼任コーチ=2015年2月3日、宮崎県宮崎市のKIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園(大橋純人撮影)

巨人の宮崎キャンプを訪れた松井秀喜氏(左)と談笑する高橋由伸(よしのぶ)兼任コーチ=2015年2月3日、宮崎県宮崎市のKIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園(大橋純人撮影)【拡大】

  • フジテレビアナウンサー、田中大貴(だいき)さん(提供写真)
  • フジテレビ、夜のスポーツニュース番組「すぽると!」ロゴ(提供写真)

 日本シリーズ出場を逃したこのオフ、巨人の背番号24は、春には40歳になる身体を入念にストレッチすると、20代のころと変わらぬまなざしでグランドに降りていきました。

 高橋由伸(よしのぶ)選手は、プロヘの道の原点ともいえる慶応大学のグランドで年末も休まず身体を動かし、2月のキャンプインに備えていたのです。巨人では現役最年長になり、新たに兼任コーチの肩書もつきました。その姿を見て、ふと考えました。酷使してきた身体。そして立場の変化…。2015年を高橋由伸というプレーヤーは、どんなシーズンにするのだろうか。

 私自身、高橋選手に憧れ、慶応大野球部の門をたたいた一人です。初めて挨拶をしてから16年。そして、野球部では、選手として、卒業後はキャスターとして由伸先輩の背中を見つめ続けてきました。

 プレーヤー、高橋由伸の屋台骨を支えているのは、「練習をする」というシンプルな考えです。“天才”のイメージが強いかもしれませんが、食事に連れて行ってもらうと、「自分は練習しないと生き残れない」という言葉を10年以上前から何度も口にするのを聞いてきました。

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