サイトマップ RSS

自分の中では最も物語らしい物語 「有頂天家族 二代目の帰朝」著者 森見登美彦さん (2/5ページ)

2015.3.4 17:20

狸の4兄弟に天狗の父と息子。「自分の家族観がつまっている」と話す森見登美彦(もりみ・とみひこ)さん=2015年2月13日、東京都渋谷区(野村成次さん撮影)

狸の4兄弟に天狗の父と息子。「自分の家族観がつまっている」と話す森見登美彦(もりみ・とみひこ)さん=2015年2月13日、東京都渋谷区(野村成次さん撮影)【拡大】

  • 7年半ごしの単行本化に「改訂作業が難航した」と明かす森見登美彦(もりみ・とみひこ)さん。それほどまでに思い入れのある作品だ=2015年2月13日、東京都渋谷区(野村成次撮影)
  • 「有頂天家族_二代目の帰朝」(森見登美彦著/幻冬舎、1700円+税、提供写真)

 2007年から09年にかけて連載されていた第二部を、大幅に改訂し、書き下ろしを加えた。ファンにとっては待ちわびていた、やっと、やっとの単行本化だが…。「時の流れに取り残された感じですね」と笑わせながらも、「改訂作業が難航していたんです」と打ち明ける。「最初は第一部の延長、同じ世界観で書き始めたんですが、読んだときにボリューム感として物足りないのではと思い始めた。新しい登場人物もどこかおとなしくて、このままいっても第一部と肩を並べられるものになるか、自信をなくしてしまった」

 大胆にヘンなキャラを

 改訂作業で心がけたのは、「新キャラをどんどんだして、ぐちゃぐちゃにすること」。確かに第一部では、カエルに化けたまま戻れなくなってしまった矢三郎の次兄や、憎まれ役の双子狸・金閣と銀閣など、強烈な魅力を持ったキャラクターが勢ぞろいし、物語世界を構築していた。「第一部は勢いで書いていた。でも、第二部では肩に力が入って、狙いすぎてしまう。だからこそ、大胆にヘンな人をいっぱい出しました」

「弁天さまの弱いところを書くのはすごく楽しい」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ