サイトマップ RSS

核使用のハードル下げたプーチン氏 (1/4ページ)

2015.3.25 11:00

首都モスクワで開かれた経済関係の会合に姿を見せたウラジーミル・プーチン露大統領=2015年3月19日、ロシア(ロイター)

首都モスクワで開かれた経済関係の会合に姿を見せたウラジーミル・プーチン露大統領=2015年3月19日、ロシア(ロイター)【拡大】

  • ロシア・首都モスクワ

 【国際情勢分析】

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(62)が1年前のウクライナ・クリミア半島併合をめぐり、核戦力を臨戦態勢に置く可能性があったと発言して諸外国に衝撃を与えた。ロシアの「勢力圏」に米欧が介入した場合には核で対峙(たいじ)することも辞さない-との恫喝(どうかつ)である。第3次プーチン政権は核兵器を中軸とした軍拡路線をひた走っており、その姿勢が世界の核軍縮・不拡散に与える悪影響も看過できない。

 「世界的な戦争に」

 プーチン氏の発言は、クリミア併合1周年を前にした15日夜、ロシア国営テレビが放映した特番「クリミア-祖国への道」のインタビュー部分で現れた。番組は昨年2月、ウクライナの首都キエフで親ロシア派政権が崩壊した政変を「民族主義者のクーデター」とし、クリミア併合は「ロシア系住民の保護」のために不可避だったとの政権の主張を宣伝する内容だ。

質問者「核戦力を臨戦態勢に置いたということか」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ