人間が感謝を表現する姿や祈る姿は本当に美しく、写真スナップとして最高のシャッターチャンスです。シャッターを押してしまった後には撮ったことをお伝えすること、できれば撮る前に許可をいただくことを忘れないようにしましょう。この場合のコツは、入り口だということが分かるよう外側から撮ることです=2014年10月28日、埼玉県川越市(須藤夕子さん撮影)【拡大】
≪明るい陽光で「黒」生かす≫
川越の蔵の特徴でもある「黒い蔵」を撮るのは、曇りよりも、くっきりと陰が出てさまざまな黒が出るように、晴れた日の太陽が高い位置にある時刻が良いでしょう。メーン通りは土日は人や車が多いので、平日だとこのような車の少ないカットが撮れるでしょう。
【Data】
・絞り F10
・シャッタースピード 1/250
・ISO 200
・WB 太陽
≪多少のブレも動きが出て良い≫
川越のシンボル「時の鐘」のすぐ横の団子屋さんは江戸時代から続き、材料も全く変わらず、時の鐘を聞きながら歴史をつないできたそうです。テークアウトのお店で1本60円。炭の焼ける「パチパチ」という音を聞きながら注文すると、数分後に手から手へ渡されます。思ったよりも店内は暗く、きっと江戸時代と同じ暗さだったのかもしれません。感度を高めに1600で設定し、シャッタースピードが遅すぎない程度に撮影しましたが、多少のブレはライブ感が出るので逆に良かったと思います。[鐘撞堂下 田中屋]