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シャネル・ネクサス・ホール「Alaska」マルク リブー写真展 京都に巡回 (2/5ページ)

2015.4.27 18:50

帯匠の古い蔵に白い空間がつくられ、極北の地に息づく人々の暮らしがつづられる=2015年4月17日(提供写真)

帯匠の古い蔵に白い空間がつくられ、極北の地に息づく人々の暮らしがつづられる=2015年4月17日(提供写真)【拡大】

  • 会場の黒蔵は宮大工の名棟梁が生んだ京町家の精華=2015年4月17日(提供写真)
  • 「KYOTOGRAHIE京都国際写真祭」共同代表の照明家の仲西佑介氏(左)とフランス出身で写真家のルシール・レイボーズ氏=2015年4月17日(提供写真)

 誉田屋源兵衛の当代、10代目は伝統の技術に革新の精神を注ぐ帯匠として名をはせ、凛(りん)とした空気が屋敷の中を満たす。リブーは歴史の証人としてシャッターを押し続け、新しい時代を切り開いてきた。名写真家のみずみずしい感性は京の町家に流れる時間と空間と響き合い、美しい調和を織りなしている。

 これは京都市内にちりばめられた歴史的建造物やモダンな建築物の空間で15の会場を設置し、9カ国14組の作家が参加する「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」の一コマだ。今年で3回目を迎え、撮影者と被写体の関係性は見る者の胸に語りかけ、作品の中にある世界は観賞する者の内なる世界と響き合い、人と人が心を通わせ、すべての違いを超えて結びつけていく力となっている。

 「いろいろな価値観、違う考えを認めて暮らすことができれば、争いはなくなるのではないかと、人間の集まりを意味する『TRIBE(トライブ)』をテーマにしました。血や土地などのつながりだけでなく文化や歴史、思想やポップカルチャーも含め、写真を通して互いのアイデンティティーを理解し、新しい価値がもたらされればと願っています」

写真を美術館から出し、自然や生活の中に置く

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