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【ネパール大地震】緊急支援 夫妻から得た大きな勇気 (3/4ページ)

2015.6.4 11:30

自宅の前に立つ女の子。もう家に戻ることはできない=2015年、ネパール・バクタプル(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)

自宅の前に立つ女の子。もう家に戻ることはできない=2015年、ネパール・バクタプル(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)【拡大】

  • 地震発生から1カ月を記念して開催されたキャンドルイベント=2015年5月25日、ネパール・首都カトマンズ(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • 感染症予防のためせっけんで手洗いをする子供たち=2015年5月13日、ネパール・バクタプル(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • ネパールへ向かう機中で隣に乗り合わせたバタライ夫妻=2015年5月2日(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • 住んでいた家が全壊してしまった子供たち=2015年、ネパール・シンドゥーパルチョーク郡(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • 毛布を求めて並ぶ人々=2015年5月3日、ネパール・首都カトマンズ近郊(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • ワールド・ビジョン・ジャパンの坂賢二郎(ばん・けんじろう)さん(右)=2015年5月3日、ネパール(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • ネパール・首都カトマンズ
  • ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)__キリスト教精神に基づいて開発援助、緊急人道支援、アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を行う国際NGO。子供たちとその家族、そして彼らが暮らす地域社会とともに、貧困と不公正を克服する活動を行っている。http://www.worldvision.jp/

 震災1週間後のカトマンズは、予想よりも落ち着いていた。古いれんが造りの建物がいくつも倒壊していたが、形をとどめているビルも多々あった。ただがれきを撤去するための重機の数は明らかに不足しており、倒壊した建物を素手で片づけている様子は破壊の痛々しさを余計に感じさせた。こんな状態の中でも人々は事態に冷静に対処していたが、それでも余震が起きるたび建物を飛び出す様子は、呼び起こされる「その時」の記憶に追い立てられているかのようだった。

 ワールド・ビジョンは地震直後から緊急支援を開始した。支援物資の配布のほか、家族や知人を亡くしたり、避難所で不自由な生活を送る子供たちの精神的負担をやわらげるため、子供たちが安全かつ自由に遊べる場所「チャイルド・フレンドリー・スペース(CFS)」を設置。現場に行くと、子供たちの元気な笑顔を見ることができた。地震で全てを失いつつも、この場所で「子供らしさ」を取り戻しつつあると感じた。また、子供たちの楽しげな笑顔と笑い声は、気落ちしている大人たちにとっても大きな救いになっているようだった。

 死者約9000人、約50万棟の建物が全壊したネパール大地震。1カ月以上が経過したが本格的な支援はまだ緒に就いたばかりだ。震源地に近い地域はエベレストに連なる山岳地帯に近く、もともとアクセスが限られている。今後雨期が本格化するにつれて被災者の生活はさらに厳しさを増していくことが容易に想像される。

ワールド・ビジョン・ジャパン 坂賢二郎略歴

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