準々決勝のPK戦でフランスを下し、喜ぶドイツイレブン=2015年6月26日、カナダ・ケベック州モントリオール(AP)【拡大】
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会第15日は26日、モントリオールなどで準々決勝2試合が行われ、ドイツがフランスを1-1からのPK戦で下し、米国は中国を1-0で退けて4強入りした。両者は30日(日本時間7月1日)の準決勝で対戦する。
2大会ぶりの優勝を狙うドイツは後半19分に先制されたが、39分にシャシッチのPKで同点とした。延長でも決着せず、PK戦は先蹴りのドイツが5人全員成功し、フランスは5人目が失敗して5-4だった。
前回大会準優勝の米国は、後半6分にロイドが奪ったゴールで逃げ切った。
後半39分に同点PKを決め、PK戦でも確実にキックを沈めたシャシッチの言葉がドイツの勝負強さを表していた。「大切なのは勝つことで、勝ち方ではないでしょ」。ドイツはフランスとの準々決勝屈指の好カードを制し、4強に駒を進めた。