食べ物は、より近くマクロで撮る方がおいしそうに見えます。サイドから光をあてることで立体的になり、バニラやクッキーなど素材感が出ていていいです。メニューに載せたり、「これはおいしかった」とブログに掲載するカットなら、これが正解です=2014年10月6日(須藤夕子さん撮影)【拡大】
≪グラスに写り込むモノを捉える≫
ワインも下から撮り、グラスにどんなモノが写るのかをよく見ておくと、面白いカットが撮れます。ここはナイアガラにあるワイナリーの中のお店ですが、白ワインの色にも、たくさんの色があります。こちらはコンパクトカメラで撮影しましたが、見た目に近い色を出すためにカメラ内で設定しています。
【Data】
・カメラ Canon PowerShot G7 X
・絞り 2.8
・ISO 200
・シャッタースピード 1/100
・WB 太陽
■須藤夕子(すどう・ゆうこ) 1974年、横須賀市出身、広告代理店など3年間のOL経験を経て、カメラマンの道を目指す。
現在フリーランスカメラマンとして雑誌、広告など国内外の著名人ポートレートを過去1000人以上撮影。その他に写真講師として各地で教えている。