7月23日、米テキサス州南部のメキシコとの国境の町、ラレードを視察した後に記者会見に臨むドナルド・トランプ氏(中央)。「移民流入を防ぐため、国境地帯には『万里の長城』が必要で、建設費用はメキシコ政府に払わせる」などと、再び過激な持論を展開した=2015年(ロイター)【拡大】
ワシントン・ポストはトランプ氏を「兵役を逃れるために徴兵猶予を繰り返し、マンハッタンで遊び回っていた。真の英雄的行為を正当に理解できないのも当然だ」と酷評。その上で他の大統領候補たちに対し、「勇気という概念を持たない人々が指導者である国には誰も暮らしたくない」ということを肝に銘じるべきだと強調した。
まとも扱いの報道に疑義
保守系の米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は7月21日付の社説で「トランプ氏を擁護する右派の政治家やメディアは、いつまで彼がまともな候補者であると装い続けるのだろうか」と疑問を呈した。
トランプ氏が世論調査で高い支持率を得ていることについて、社説は「政治的右派で台頭している問題を露呈するものだ」と説明。また、「あまりにも多くの保守主義者たちがトランプ氏の商業主義的姿勢を大目にみている。彼の発言は有権者の深い不安や怒りを代弁しているから尊重されるべきだと触れ込んでいる」と糾弾する。