サイトマップ RSS

Japan Street Lens 新宿の細道 別世界へ瞬間移動 (3/4ページ)

2015.7.31 09:00

新宿には無数の細いストリートがある。数十メートル隔てただけ風景は一変し、別次元の世界に瞬間移動したような錯覚を覚える=2012年11月3日、東京都新宿区(ニコラ・ダティシュウさん撮影)

新宿には無数の細いストリートがある。数十メートル隔てただけ風景は一変し、別次元の世界に瞬間移動したような錯覚を覚える=2012年11月3日、東京都新宿区(ニコラ・ダティシュウさん撮影)【拡大】

  • 新宿の交差点。色鮮やかな街だが、モノクロで撮ると、人物にフォーカスされ、想像も広がる=2012年1月1日、東京都新宿区(ニコラ・ダティシュウさん撮影)
  • 激しく変化する新宿・歌舞伎町。大手資本の流入で、「ジェントリフィケーション」と呼ばれる現象も起きている=2012年11月3日、東京都新宿区(ニコラ・ダティシュウさん撮影)
  • 東京都庁の展望室。近代的な高層ビル群も新宿の景色だ=2012年10月25日、東京都新宿区(ニコラ・ダティシュウさん撮影)
  • 新宿には無数のストリートがある=2012年11月3日、東京都新宿区(ニコラ・ダティシュウさん撮影)
  • 表通りのショーウインドー。新宿はあらゆる文化を抱きかかえている=2012年10月25日、東京都新宿区(ニコラ・ダティシュウさん撮影)

 モノクロにこだわったのは、私が尊敬する、50年間、街に立ち、路上のあらゆるものを撮り続けた写真家、森山大道氏に影響を受けたからだ。

 写真家にとって、いつも新鮮な驚きであふれている新宿だが、なかでも、歌舞伎町は最も気に入っている場所だ。

 歌舞伎町はここ数年で、ものすごく変化した。大手資本のチェーン店などが次々に流入し、最近はどんどん増える外国人観光客向けの店舗が目立つようになり、治安もびっくりするほどよくなった。一方で、地価や物価は上昇し、歌舞伎町ならではの昔ながらの特異性や地域性が薄れつつある印象を受ける。

 欧州の都市で頻繁に起きている「ジェントリフィケーション」(低所得者層が住むエリアに富裕層が流入し家賃などが上昇し低所得者層が住めなくなり、地域特性などが失われる)現象が新宿でも起きているようだ。

 新宿の街を今日もカメラを片手に歩く。新宿は、“インソムニア”(不眠症)の街だ。細いストリートが無数にあり、ビレッジ(村)が存在する。

 5年後の2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、さらに変化していく新宿の街をカメラに収めたい。(写真・文:フランス人フォトジャーナリスト ニコラ・ダティシュウ/SANKEI EXPRESS

Nicolas Datiche略歴

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ