リン・シュンロン(林舜龍)は「国境を越えて・村」に登場するカエルたちについて、「台湾では多産を表し、子供たちが増えてほしいという意味を込めている」と話す。村で育った子供たちは高校や大学に進学して地元を離れる。「帰ってくるのは亡くなって地元のお墓に入るときだ」と、悲しい眼をした。
台湾のベストセラー絵本作家、ジミー・リャオ(幾米)が、JR飯山線アートプロジェクトとして土市(どいち)駅に設けたかまぼこ型の施設は、外装にも内部にも彼の絵本の世界が満ちあふれている。
ジミーはプロジェクトに関連し、絵本「幸せのきっぷ-Kiss & Goodbye」(岸田登美子訳、現代企画室)も台湾と日本で同時発刊した。両親を亡くした少年が愛犬プリンとともに、おじいちゃんに会いに行くため列車に乗る物語だ。(原圭介/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
■「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」 9月13日まで、新潟県の越後妻有地域(十日町市、津南町)で開催。作品鑑賞パスポートは一般3500円。実行委員会事務局(電)025・757・2637。