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川内原発、きょう再稼働 「地元同意」 不明確な対象範囲基準 (3/5ページ)

2015.8.11 07:00

再稼働を翌日に控えた8月10日、川内(せんだい)原子力発電所の正門ゲート前は物々しい雰囲気に包まれた=2015年8月11日、鹿児島県薩摩川内市(寺口純平撮影)

再稼働を翌日に控えた8月10日、川内(せんだい)原子力発電所の正門ゲート前は物々しい雰囲気に包まれた=2015年8月11日、鹿児島県薩摩川内市(寺口純平撮影)【拡大】

 30キロ圏がベース

 地元の範囲が不明確になったのは、東京電力福島第1原発事故後、防災の範囲を拡大したことが理由だ。防災計画の策定義務は、原発の半径8~10キロ圏から30キロ圏に拡大。対象地域は15道府県45市町村から、21道府県135市町村へと3倍に拡大した。

 川内の場合、30キロ圏は鹿児島県にとどまっており、伊藤祐一郎知事(67)の「県と薩摩川内市で十分だと思っている」との一声で、地元の範囲が決まった。

 薩摩川内市に隣接するいちき串木野市と日置市の各市議会が、地元同意の対象に含めるよう求める意見書を県に提出したが、説明会をそれぞれの市で開くことで反発を収めた格好だ。

 同じく審査に合格した四国電力伊方(いかた)3号機(愛媛県伊方町)では、30キロ圏に山口県上関町(かみのせきちょう)が入るが、再稼働の同意については立地自治体(伊方町)と県だけの「川内方式」で一致しつつある。

高浜で議論複雑化

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