≪住民安堵「日常戻った」≫
「ようやく日常が戻った」。薩摩川内市の中心部で民宿を営む永井康太郎さん(66)。13カ月ごとに行われる川内1、2号機の定期検査の際は、約1200人の原発関係者が市内のホテルや民宿を拠点に原発に通う。しかし福島第1原発の事故後、川内原発の運転は停止し、経営は一気に傾いた。
原発立地で活性化した街の経済は、ひとたび原発が停止すれば大きな打撃を受ける。永井さんは「街は原発中心の産業構造でやっていくと決めた。地域経済のことを考えれば再稼働の時期は遅いくらいだ」と訴えた。
一方、地元で雑貨店を経営する神崎侯至(こうし)さん(62)は「われわれは原発があることを受け入れて生活していくだけだ」と語った。(SANKEI EXPRESS)