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東アジア杯「場所取り」騒動の陰に反日感情 (2/4ページ)

2015.8.14 08:30

8月8日、サッカー東アジア杯の女子最終戦、日本対中国戦で、ボールをキープする日本代表の川村優理(ゆうり)主将。この日、競技場内では、場所取りをめぐって日本人カメラマンが「駆逐」されるという騒動が起きた=2015年、中国・湖北省武漢市・武漢体育中心(彦野公太朗撮影)

8月8日、サッカー東アジア杯の女子最終戦、日本対中国戦で、ボールをキープする日本代表の川村優理(ゆうり)主将。この日、競技場内では、場所取りをめぐって日本人カメラマンが「駆逐」されるという騒動が起きた=2015年、中国・湖北省武漢市・武漢体育中心(彦野公太朗撮影)【拡大】

 済南時報は、広報担当の女性係員が「やんわりと忠告した」ところ、カメラマンは「すこぶる立腹」し、「手で女性係員を突き飛ばした」と、その場面を描写している。

 組織委は「日本人記者の挙動は大会の範囲を超える」として取材証を没収し、その後の大会取材の禁止を通告した。

 日本人カメラマンは「だだをこねて動こうとしなかった」というが、中国人警備員が強い態度で「1分で立ち去れ!」と言ったところ、「警備員の気勢に驚いて、ケースを引いて立ち去った」という。

 カメラマン「文化」に相違

 ゴール裏でシュートシーンを狙うカメラマンは、前半と後半でサイドを移動することが多い。椅子や三脚を置いて、後半のための「場所取り」をすることは慣例化している。

 日本メディアの場合、午後6時キックオフの試合のために午後2時ごろに会場入りすることも珍しくない。場所取り合戦が熾烈(しれつ)になると予想されるときは、前の晩から撮影場所を確保することさえあるという。

日本メディアと中国メディア 記者会見場で「大打出手」

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