衆院本会議で可決、成立した改正マイナンバー法=2015年9月3日午後、国会・衆院本会議場(斎藤良雄撮影)【拡大】
≪「内容知らない」56.6% 内閣府調査≫
内閣府が3日発表した、マイナンバー制度に関する世論調査で、「マイナンバー制度の認知度」について「内容は知らない」と答えた人が56.6%に達した。「内容まで知っていた」は43.5%で1月の前回調査より、15.2ポイント上昇した。内閣府の担当者は「徐々に認知度は高まっている」としているが、いっそうの広報活動が課題となりそうだ。
調査は全国20歳以上の3000人を対象に、7~8月にかけて実施、回収率は59.1%だった。それによると、「知らなかった」と答えた人は9.8%、「内容は知らなかったが、言葉は聞いたことがある」は46.8%だった。
マイナンバー導入による懸念として最も多かったのは「個人情報の不正利用」で38.0%。前回より5.7ポイント増え、日本年金機構による個人情報流出問題の影響を受けたとみられる。
個人番号カードのメリット(複数回答)としては、「運転免許証など公的な身分証明書として使用できる」と回答した人が38.5%、「コンビニエンスストアなどで住民票などを取得できる」が22.7%あった。一方、「知らない」が41.3%もあった。(SANKEI EXPRESS)