見積もり乖離に疑問
また、基本設計時の1625億円は消費税5%が前提で、JSCは14年8月に消費税8%では1988億円になると試算したが、公表しなかった。文科省やJSCが「物価上昇や消費税の増税は真にやむをえない場合」と強い危機感を抱かなかったとしている。
設計会社の共同企業体(JV)が今年2月に2112億円と算出したのに対し、施行予定者の大成建設と竹中工務店は同じ時期に合計3088億円との見積もりを提出。最終的に2520億円で基本合意したが、柏木委員長は「1625億円を今年の物価ベースに引き直しても2100億円くらいにしかならない。乖離(かいり)がなぜ大きかったのか。もう少し検証したかった」と首をひねった。(SANKEI EXPRESS)