事実上の通常国会閉幕を受け、記者会見する安倍晋三(しんぞう)首相=2015年9月25日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)【拡大】
一方、今後の外交方針に関し中国、韓国、ロシアとの関係改善に意欲を表明。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(62)の年内訪日については「ベストな時期に実現したい。種々の要素を総合的に勘案しながら決めたい」とした。10月末にも行う日中韓首脳会談に合わせ、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(63)、中国の李克強首相(60)とそれぞれ個別に会談したいとの意向も示した。
≪待機児童・介護離職ゼロで成長促進≫
安倍首相が25日の記者会見で「1億総活躍社会」の実現を表明したのは少子化を食い止め、成長戦略を確実にするためだ。アベノミクスの新たな「三本の矢」の子育て支援では、少子化対策として「待機児童ゼロ」を打ち上げている。2013年度から5年間で40万人分の保育の受け入れ先確保を目指す「待機児童解消加速化プラン」に取り組んでおり、待機児童の解消が進めば、女性の活躍を後押しできる。