【Campus新聞】
□耕うん爪製造 太陽
トラクターなどに取り付ける耕うん爪の製造・販売で、国内シェア40%を誇るのが、太陽(高知市)だ。社長の久松朋水さん(62)は、「耕うん爪を製造するための金型から生産設備までほぼ自前で作ってきたことが、わが社の強み」と話す。
高いシェアを獲得するきっかけとなったのが、1952年に開発した画期的な爪。それまでの爪がフック状の鋭った部分で土を引っかいて耕していたのに対し、太陽の幅の広い「なた爪」は土をひっくり返して耕し革命的に作業効率が高まった。太陽は全国初の爪の量産システムを確立し大きく飛躍した。
ただ、耕うん爪の国内市場は規模縮小が避けられず、このままでは会社の成長は見込めない。このため、耕うん爪以外の製品と、インド進出に活路を求めている。新製品の開発で威力を発揮したのが、自前で生産設備を作ってきたことだ。