さらなる飛躍を期待するのは、20年の東京五輪だ。丈夫で軽く、通気性と吸湿性に優れている和紙の特徴を生かし、柔道着などのスポーツウエアへの導入を期待する。「『メードイン美濃』のブランドで売り出せれば」と期待は高まる。
岐阜県は6月、美濃和紙の生産者、事業者など関係者による美濃和紙活性化会議を立ち上げた。古田肇知事は「美濃和紙を世界中の人たちに知ってもらうため、海外デザイナーと連携して技術を形にした魅力的な商品の開発に取り組み、アンテナショップなどで展示・販売を進めたい。さらに本美濃紙の特性を数値化し、科学的データでPRするという新たな取り組みにもチャレンジ。ブランド価値を高めていきたい。観光資源として活用していくことも検討中」と話している。(藤沢志穂子、写真も/SANKEI EXPRESS)